▲「あいのり」テーマ曲かわっちゃったよ。なんだあの曲。｢スターゲイザー｣だから良かったのに…。ということで1年ぶりにつぶやいてみました。1年ぶりなのに｢あいのり｣かよ！という予想されるツッコミはさておき、｢個室ビデオ｣をやや改装･チューンアップしたところ、訪問してくださる方が増えたみたいで。ありがとうございます。映画関連の個人サイトは、観た映画の感想文を載せる｢映画日記｣タイプのものが多いですが、｢個室ビデオ｣では客観データに限定してます。映画は観たいものしか観ないというスタンスでやってるので、ビデオ所蔵リストに悉皆性や網羅性は期待しないでください。邦画についてちょっと調べようかなというときに、フラっと立ち寄るポータルサイトみたいな感覚で利用していただければと思います。そもそも自分にとって便利なように作ってあるので、いちばんのヘビーユーザーは自分自身だろうけど（ｗ。さて、次につぶやくのはいつになることやら。(04/10/26)

▲約三年半勤めた書店のバイトを辞めた。はじめたころは毎日辞めてやる！って思ってたし、店長が夢の中にまで出てきたりもしたけど、いざ辞めるとなるとほんのり淋しいもんです。本屋って仕事が性に合ってるのかも知れん。就職できなかったら本屋で働くのもいいかも、と半分くらい本気で考えてます。本屋ってのは、ただ本売ってるだけなんだけど、ただ本を売ってるだけでもない。本棚を見ればその人が分かるとよく言われるけど、買って行く本を見てるとその人の人生が透けて見える。本をよく買う人はもちろんだけど、ほとんど本屋になんか行かない人でも、いやむしろふだん本を買わない人ほど、その一冊のもつ意味合いは大きい。就職･転職、結婚、出産･育児…。人生の転機には、人は必ず他人に知恵を求め、そして本屋に足を運ぶ、とか。そんな時、「この本はいかがですか？」と声をかけて、それで喜んでもらえたら、それは素晴らしいことなんじゃないかなあ。岩波書店さんには「オレたちの本は良書だ」とかいって威張って欲しくない。本の価値を決めるのは、あくまでも読者なんだから。読者がその本を読んで、人生に何らかのプラスになったなら、その本は良書なんだよ。実用書だからって、見下してはいけません。
【BGM：サニーデイ･サービス "東京"】(03/10/03)

▲タクシーの運ちゃんって、プロだなと思った。ただ車転がしてるだけじゃないんだな、と。やっぱ客商売は、「人を見る」のが仕事。なんで、いかにもギャンブルと縁のなさそうな自分に、パチンコで負けただの、台を見極めるのが重要だのと、親しげに話しかけてくるのか、乗ってる間はわからなかった。ふだんならテキトーに受け流すところだが、気を紛らわせたかったので、気楽に話をあわせた。最後に「じゃあ、がんばってくださいね」と声をかけて、タクシーを降りた瞬間、あぁそういうことだったのかと気がついた。運ちゃんは、客が車に乗り込む瞬間に、バックミラーで服装、持ち物、それから曜日･時間帯などを瞬時に分析し、どう乗客を「もてなす」かを判断しているのだろう。
単なる深読みかもしれない。買い被りかもしれない。でも、「サンキュー、運ちゃん」
【BGM：Miles Davis "seven steps to heaven"】(03/02/18)

▲無念。(02/06/18)

▲スペインVSアイルランドはまさに死闘。延長前後半は見ていて辛いくらい、ハラハラした。カシージャスは若いながらも落ち着いてよくPKを止めた。しかしそれ以上にプジョルの運動量には驚かされた。驚異的。延長戦では一人で走り回っていた。キルベーンの動きを封じていたし、アシストを決めたクロスも正確だったし。健闘したアイルランドの分まで奮闘して勝ち上がって欲しい。ところで、このサッカー人気には驚かされる。テレビ･新聞で子どもからお年寄りまで熱狂していると報道され、ホントかよと思ってた。サッカーはすごくスピーディーな競技なので、お年寄りにはついていけず面白さが伝わらない気がしてた。しかし、身近なところでもおじいさん･おばあさんがサッカーに夢中になっているという話を耳にした。８０にも手が届く頭の固い伯父も、サッカーなんぞ下らんといっていたのに、今では昼も夜もサッカー観戦をしているらしい。FIFAや電通の力だけでなく、サッカーそのものがそれだけ魅力的なスポーツだということなのだろう。(02/06/16)

▲今日からいよいよ決勝トーナメント。そこでちょっと決勝Tを展望。フランス･アルゼンチン･ポルトガルの敗退で、混戦模様。1回戦の注目は、もちろんスペインVSアイルランド。そして、韓国VSイタリア。前にも書いたけど、イタリアはロングパスの多用で中盤の組み立てが出来ないから、油断してると危ない。1次リーグで敗退した強豪3カ国もそうだけど、スキがあるというか、自分たちの能力を過信しすぎている嫌いがある。個人の能力が重要なのはもちろんだけど、何と言ってもサッカーはチームプレー。チームが組織として機能しないと勝つのはなかなか難しい。イタリアも韓国の守備陣にツー･トップとトッティをしっかり押さえられたら、また番狂わせが起こる可能性がある。韓国はむしろメキシコと当たるよりやりやすいかも。といいながら、イタリア有利は変わらず。予想される準々決勝スペインVSイタリアが事実上の決勝戦になると思う。しかし、現時点ではイタリアはスペインには勝てない。日本側では、イングランドとブラジルが勝ち上がると思うが、ブラジルはその破壊的な攻撃力は強みだけど、前評判(？)どおり守備に不安がある。イングランドは、センターバック･サイドバックともに非常に固いし、スコールズ、バットの両ボランチも安定している。堅実な守備からのカウンター勝負で、ブラジルを破ると予想します。そして決勝カードはスペインVSイングランドで、スペインが優勝。ほかの注目国としては、絶好調FWを擁するドイツとデンマーク。とくにドイツはバラック、シュナイダーといった優秀な中盤を揃えている。バラックは｢オレ的ベストイレブン｣にほぼ内定。正確なクロス･スルーパスに加えてゴール前に飛び出し自らも得点する完成度の高い選手。クローゼの得点はこの両MFからの正確なクロスを決めるだけ。この二人がいなければ、クローゼの活躍もなかった。そして、いちばん後ろではカーンが待ち構える。これでダイスラーがケガしてなかったら優勝候補だったのに。欧州予選で苦労したのがナゾ。でも、負けたのはイングランドに5−1で｢歴史的大敗｣を喫した１敗だけなんだよな。(02/06/15)

▲よっし！よくやった日本。決勝T進出おめでとうっ！2勝1分けという結果は、期待を上回った。すごい。1次リーグ3試合を通じてのMVPは鈴木。献身的な守備も評価できるが(今日もすばらしかった)、何と言っても初戦の1点目。大会前の流れが悪かっただけに、初戦で先取点を取られては絶対にいけないと言われていたのに先制を許してしまった。しかしそのショックを感じる前にすぐさま同点に追いついた。もしあの1点がなかったらと考えると空恐ろしい。3戦全敗もありえた。あの1点だけでも鈴木の価値は高い。それから、何だかんだいってもヒデ。自分のポリシーを曲げてでも日本を勝たせようと、気迫溢れるキャプテンシーを発揮。捻挫の影響も周囲に見せずよく動いてチームをまとめた。陰の功労者。交代時に各選手に指示を出していたが、あんなんなかなかできないよ。まじ、尊敬に値します。さて、次はトルコ戦。最低限の目標を達成した今、中田同様黒子に徹していた小野の魅惑的なプレーが見られそうな気がする。心に秘めたものを持っているようなので、やってくれそうな気がする。そして、戸田がいつもどおり安定した守備を見せてくれれば、対等に戦えるのでは。世界レベルということでは、戸田は中田･小野に次ぐと思う(稲本以上)。大会後は欧州からオファーが来るに違いない。とくにプレミア。大会後もまた楽しみです。(02/06/14)

▲ぬおーっ！フランスに続き、アルゼンチンも一次リーグ敗退！！準優勝予想の両国が負けちった。でも、この事態は誰も予想し得なかった。実績のある著名な選手を取り揃えていても勝てないときは勝てない。サッカーの怖さをひしひしと感じる。でも、やっぱ両国には決勝Tに進んでもらって、もっと彼らの試合を見たかった。フランス･アルゼンチンともに、チームの司令塔＆強力FW陣の不振と不運が響いた。だからサヴィオラを入れろといったのに…。極東からの忠告を受け容れていれば(笑)。イタリア･ポルトガルも危ないしなあ。強豪国が決勝Tに進めないとちょっと気分が盛り下がる。しかし、フランス･アルゼンチンの敗退＆イングランドの2位通過で、日本のベスト４進出の芽が出てきたんじゃない？それから、個人的にはウルグアイの敗退もショック。もっとレコバの｢魔法の左足｣を見たかった。どうして地上波でやらないんだあ！非常に残念だが、現時点で今大会いちばん魅了された選手がレコバ。すっかりファンになりました。けがしててもあれだけのプレーができるのはすごい。まさにファンタジスタ。ベストイレブンの名誉あるトップ下は、思い入れも含めてレコバを選出したい。(02/06/12)

▲ほんと、日本よく勝ちました。最終戦の得失点差勝負は厳しいと思ったので、引き分けではだめだと思ってた。この試合のMVPは誰だろうと思い、ビデオでもう一度試合を見てみた。生中継で見ていた印象では中田浩二か柳沢かなあと思ってたけど、全員が守備の意識が強く、かつアグレッシブだった。組織としてよく機能していたので、とくに誰がMVPという感じでもなかった。攻守に貢献度が高かった(勿論得点を決めた)稲本がよかったのは言うまでもないけど、あえて一人MVPを挙げるならば、ぼくは宮本だと思う。今年に入って散々ラインコントロールの失敗で非難を浴びてきて、ぼく自身も森岡の欠場を知って、やばいなあと思ったけど、昨日はすごいよかった。宮本の特徴として、戦術的なラインコントロールが指摘されるが、それプラスDFラインとボランチの間のスペースに飛び出し危険の芽を摘む動きがいい。昨日はこの動きが冴えていて、ゴール前での決定的なラストパスを未然に防いでいた。ヘディングで競り負けるシーンも多々あったが、体を寄せる、スペースを消すということが大事。そして、その飛び出しを可能にしたのが、松田のフォロー。ベルギー戦など、宮本の飛び出しに対して、両サイドバックも合わせてラインを上げ、裏を取られて失点していたけど、きちんと修正して、宮本が開けたスペースを松田が中に寄せることでカバー。中田が中に入ることもあったが、松田のほうがフィジカルが強いし、カルピンのケアということもあり、松田がセンターに入るのが基本戦術だった。そして、松田が空けたスペースを埋めたのが明神。地味ながらも明神の働きは特筆すべき。当初の予想では、カルピン対策として、小野の代わりに服部を先発させるのではないかという意見が多かったが、意外にも逆サイド、市川の代わりに明神を起用した意味が、ここにあったことが分かる。トルシエは冷静かつクレバーだった。中山･服部･福西のジュビロトリオを投入した采配も含め、この日の真のMVPはトルシエではないか。ところで、以前からサッカー中継には4:3比率のテレビ画面は不適当だという話があったが、そのことを痛感。とくにDFのラインコントロールや、FWのスペースに走る／スペースを空ける動き、といった画面に映らない重要な動きがわかりにくい。やはり、サッカーを観る目は競技場に行かないと養われない。そういう意味で、柳沢は派手なルックスと私生活に反して、そのプレーは｢テレビ向き｣でないと言える。(02/06/10)

▲昨日のアルゼンチンVSイングランドに続き、今日のイタリアVSクロアチアとすごい試合が続いてるねえ。アルゼンチンは中盤を圧倒的に支配しつつも、サイドバックの二人がアルゼンチンの生命線＝サイド攻撃をつぶしていた。とくに、左のA.コールはオルテガのドリブル＆クロスを徹底的につぶしていたのが大きい。この試合で、今大会ベストイレブンの左サイドバックは、A.コールに決定。そして今日のイタリア。中盤省略というリーグの傾向性(とくにローマ)を反映して、中盤を支配されたときは厳しい。それでもイタリアのカテナチオは鉄壁！のはずがネスタの負傷退場が痛かった。日本VSベルギーもそうだったけど、中核のセンターバックの交代は大きく守備に響く。トッティのフリーキック等、運がなかった面も大きかったけど。番狂わせが起こる時ってやっぱこんな感じ。開幕戦のフランスも枠に嫌われたし。しかし、試合に敗れたイタリアだけど、やっぱビエリはすごい！！後ろに下がりながら、しかも自分より長身のDFに体を寄せられながらも狙ったところにヘディングを決められるなんてっ！さすが、世界｢最強｣FW。ビエリもベストイレブンに早くも選出決定。(02/06/08)

▲ワールドカップ開幕！いやー、とうとうこの日が来ましたか。否が応でもテンションあがります。事前のMVP予想はサヴィオラ（ていうかたんに好きなだけ)だったので、彼のプレーが見られないのはすごく残念。しかし、のっけからセネガルの大金星。セリエＡ、プレミア、フランスの各得点王を取り揃えていても点が取れないこともある。何がおきるか分かりません。波乱ぶくみ。わくわくします。優勝予想はスペイン。準優勝はアルゼンチン/フランス。ダークホースは、日韓には痛いけどロシアとアメリカ。かなり強いと思います。ちなみに、予想の根拠は、ありません…。なんとなく(笑)。いや、でも個々の選手は各国リーグで知ってても、海外のAマッチはほとんどテレビでやらないし、決勝のカードが決まったあとでも、どちらが勝つかなんて分かんないでしょう？予想が当たった人はみんなまぐれです。日本代表に関しては、とにかく決勝T進出を果たしてもらいたい。そのためには、西澤･戸田が安定したプレーをする、中田浩二がスピード･フィジカルで負けない、稲本がふぬけた凡ミスをしない、といったことが肝心。そして、ここ数試合、プレッシャーのためか攻撃陣が慎重になりすぎてるけど、開き直って、自由で創造的な楽しいサッカーをすれば、おのずと道は開けてくるんじゃないかな。小野の状態が心配だが、まずは4日のベルギー戦に期待！【BGM:和田アキ子／Dynamite Parade】(02/05/31)

▲愛島精神あふれる(？)わたくしは、東海汽船のメルマガを購読しているのだが、数日前に何気なく送られてきたそれには、衝撃的な事実が書かれていた。以下抜粋。
>★★　超高速ジェット船「セブンアイランド」４／１　３隻同時デビュー！★★
>超高速船「セブンアイランド」愛・夢・虹の３隻が伊豆七島の海を疾走するよ！
>伊豆七島が、より身近に、便利になるよ〜！
>＊大島へ・・・・・１時間４５分
>＊新島へ・・・・・２時間２０分
>＊式根島へ・・・・２時間２５分
>＊神津島へ・・・・ナント！　２時間４０分
はあ？？式根に2時間半で行くのかァ？！これは事件だ！！湘南新宿線の衝撃を軽く上回る。さっそく母親に報告したら、同様に驚愕していた。２時間ぐらい速くなるならまだしも、従来の1/3の時間だよ。ここまで短縮されると、逆に今まで７〜８時間かかってたのが何だったのかと思ってしまう。長い船旅がかえって趣きがあっていいという話もあるが。とにかく、これだけ高速化して東京発も朝なので、日帰りも可能。揺れも少ないようだし。さすがに料金は２倍だが。きっと、地震･噴火で東海汽船や伊豆七島も必死なんだろうな。詳細は、東海汽船ホームページをご覧下さい。> http://www.tokaikisen.co.jp/ (02/01/31)

▲バイトしてる本屋で、万引き少年が捕まった。現行犯で捕まっているのを見たのは初めてで、こっちまでドキドキしてしまった。逃げないようその少年を捕まえててくれと言われたので、袖を掴んでいたのだが、その時どんな顔をすればいいのかちょっと困った。本人の弁によれば、初犯ではなく、過去に近所のスーパー｢たまや｣で犯歴があるらしい。しかし、店長が自宅に電話したところ父親は過去の犯歴を知らなかったそうだ。なんだか家庭の事情が透けて見えて悲しい。いまどき、小学生がコミック3冊計1229円のお金に困っているとも思えないし。本人にもいろいろ事情があるのだろうが、ぶっちゃけた話、いち店員としては｢万引きが見つかると社長や店長の機嫌が悪くなるから困る｣というのが本音だ。っていうか、本人にとっては一生忘れられないような一大事でも、世の中の人間なんてその程度の関心しか持ってくれないんだということに気づいて欲しい。と同時に、そんな世知辛い世の中でも、自分を理解してくれる人が1人でもそばにいれば、人間それだけで結構生きていけるもんだということも知って、たくましく育って欲しい。確信犯ではなさそうなことにちょっとホッとしたが、そんなことでホッとできる今の世の中もまた悲しい。(01/11/11)

▲相米慎二監督死去。ショック…。中堅監督では、市川準と並んで好きな監督だったので、ショックはでかい。台風接近で、『台風クラブ』面白かったなあ、久しぶりに見ようかなと思ってたところなのでなんというか因縁めいたものを感じる。思春期特有の揺れ動く気持ちや成長を描かせたら、今のところ右に出るものはいないんじゃないかなあ。先日閉幕したヴェネチアで惜しくも選外となった『害虫』の塩田明彦が後継者第一候補。相米監督の残した偉業は、秀作を数多く生み出したというだけでなく、新人発掘という側面でも大きい。『台風クラブ』の工藤夕貴、『ションベンライダー』の永瀬正敏、『東京上空いらっしゃいませ』の牧瀬里穂、『お引っ越し』の田畑智子など。映画デビュー作ではないが『翔んだカップル』『セーラー服と機関銃』で薬師丸ひろ子は不動の地位を築いた。これからもまだまだ素晴らしい作品を作っていくと、当然のように思っていただけに、53歳での他界はあまりにも早過ぎる。90年代後半の日本映画隆盛の土台を80年代から着実に築いていた功労者の1人として、後世まで語り継がれる、語り継ぐべき監督の死はあまりにも大きい。(01/9/10)

▲結局8月は1回も更新しなかったなあ。小ネタがなかったわけじゃないんだけど。7月の勢いだと8月はメッチャ暑くなるって期待してたのに。テンション下がるような天気だったもんなあ。そして、久しぶりに、痛い。いい歳ぶっこいて。いや歳は関係ないか。あーっ、強くなりてー。こういう広がりのないパーソナルな文は禁じ手にしてたんだけど。はぁー。【BGM：bird/9月の想い】(01/9/3)

▲良かったあ。『ココニイルコト』。真中瞳の演技は、初主演だし、お世辞にもうまいとは言えないけど、そんなこたあどうでもいい。途中中だるみっぽい部分もなきにしもあらずだが、最後の5〜10分は泣かせる。｢まあ、ええんとちゃいますか｣という台詞もいいが、お互いの奇跡がお互いによって支えられ生み出されるというテーゼが素晴らしいじゃない。とくに、スガシカオの曲がバックに流れての最後のシーンはね、涙腺ゆるい人は号泣じゃない？芸人としての鶴瓶は好きじゃないが、いい仕事してます。(01/7/25)

▲１４〜１５日の朝にかけて、近所の砂浜にあるクラブスペース、スプートニックのイベントに行ってきた。出演予定は、シュガープラント、ラブクライ、灰野敬二、GROUP、サワサキヨシヒロ（他多数)。それがもう、素晴らしかった。多少無理して行った甲斐があったというもの。観客はだいたい５００人ぐらい来てたんだけど、それぞれが、酒を飲んだり友人と談笑したり、あるいは花火をしたりと、自由に音を楽しんでいる風情が良かった。かかってる音楽は、トランス、ハードハウス、ダブ、ヒップ･ホップ、クラブジャズ、音響派、エスニック風音楽など、クラブプロパーの音楽はなんでもありという感じだった。さすがに、サワサキヨシヒロが回してるときが最高の盛り上がりだったが、ぼくは砂浜に寝転がって、月明かりや遠くに見える江ノ島の街明かりを見ながら、ゆったりした気分で音楽を聴いた。しかし、そうした心地よさを軽く上回ったのが、イベントのトリでありいちばんのお目当てだったシュガープラントの演奏。予定時間よりだいぶ遅れ、朝の５時から１時間のライブだったのだが、朝焼けにつつまれ、潮風を浴びながら聴くシュガープラントの音楽は、ひとことで表現するならば｢快楽｣あるいは｢至福｣。これぞまさにチル･アウト。朝日に照らされた、メンバーやオーディエンスの恍惚とした表情がすべてを物語っていた。８月４〜５日には同じ場所で、今度はUnitedFutureOrganizationの松浦俊夫やKyotoJazzMassiveの沖野修也がDJをしにくる。しかも８月４日は茅ヶ崎の花火大会。今年は梅雨明けが異常に早く、スカッとした晴天が続いている。今年の夏は何かが起こる(期待を込めて)。(01/7/15)

▲梅雨明け。はやいっ！梅雨明けが早いと、その分夏が長くなるので嬉しい。梅雨明けと合わせるかのように、マーケッツの新作が発売。当然即日入手。今年もこの季節がやってきましたか。(01/7/11)

▲長年愛着をもって利用していたレンタル屋RhythmBoxが改装のため閉店して早1ヶ月。今日ようやく開店、嬉々として店に向かったら、なんとレンタル業務から撤退し、販売レコ屋に専門化してしまった。大ショック。茅ヶ崎なんてヘンピな町にしては品揃えがよく、非常に重宝していたのに…。それもこれも駅前にできたTSUTAYAのせいだ。資本の力で、地元の良心的な店を次々に撤退に追いこむ。しかもやり方が汚い。その手口はほとんど帝国主義だ。さらに追い討ちをかけるように、RhythmBox再開に合わせて、今日から中古CD買取を始めやがった。RhythmBoxだけではない。邦画のマニアックなセレクションが嬉しかった、HAMAYAもTSUTAYAの影響で半年前にレンタル業から撤退した。まじで、TSUTAYA不買（不借？）運動を起こそうかと思うくらいだ。消費者の側も、何を買うかだけでなく、どこで買うかもちゃんと考えないとだめだ。大切な店は消費者が守らないと。TSUTAYA（とTokyoWalker）によって、日本のポピュラー･カルチャーは根元から腐っていくんじゃないかと心配。写真集の資料室もあって応援してた四谷のギャラリー、Moleも今月で閉鎖しちゃうし、『ハムナプトラ２』が映画興行ランキング2週連続1位だし。ちょっと状況を楽観視しすぎてたかなあ。(01/6/23)

▲サニーデイのベスト＆Bsideベスト発売。去年から今年にかけて、いろんなグループが姿を消したけど、個人的にいちばんショックだったのが、サニーデイ・サービスの解散。それほど音楽性を変えず、あれだけ作品を連発しても、そのすべてが傑作というのは驚き（『24時』は聴いてないけど）。曽我部恵一のソングライティング能力はすばらしい。篠原ともえや千秋までもが作曲する昨今、｢曲を書く人｣は多けれど、メロディーメイカーと呼べる人は数少ない。その中でも、草野正宗、キリンジの堀込兄弟、曽我部恵一をメロディーメイカー3大巨頭と勝手に呼ばせてもらっている。そんなバンドのベスト盤が悪いわけがない。誰でも気持ちよく聴けると断言します。オリジナルアルバムを聴くとしたら、いちばん入りやすいのは2枚目の『東京』だと思うが、ぼくは『MUGEN』が最高傑作だと思う。一曲挙げるとしたら｢スロウライダー｣かな。もし、曽我部氏のルックスがミスチル桜井並みで、レコード会社がソニーやトイズ・ファクトリーだったら、確実にミリオン・アーティストになったと思うんだけどなあ。まあ、あれはあれで良かったのかも。音楽好きな人には必ず届く音楽。ついでに、中古レコ屋でべらぼうな値段がついている、アフター・フリッパーズ時代のインディーズ作品を再発していただけると、非常にありがたい。(01/6/9)

▲27になったし、梅雨入りしたし（？）、そろそろ本腰入れてはっきりさせないとなあ。(01/6/6)

▲ぼくの使ってるパソコンは3年前のB5ノートなのだが、先日ディスプレイがおかしくなるということが何度かあり、パソコンの買い替えが本格的な日程に上がってきた。お金があれば、NECか富士通のワイヤレスキーボード＆マウスのヤツが欲しいんだけど…。でも将来的にはホームDPEを実現したいので、スペックの妥協はしたくないし、拡張性にも目を配りたい。ということで、直販メーカーがいいかなあと思い検討した結果、次のようになりました。マウス・コンピューターのComP1000DV（Pen�V1G、メモリ256MB、CD‐RW、グラフィックチップ32MB）＋ディナーの15インチTFT＋ロジクールのワイヤレス光学マウス、しめて約17万円。ディスプレイやマウスにこだわらなければあと3〜4万安くなるけど。本当だったら、あと半年から1年粘ってUSB2.0や無線LAN、DVD‐RAMの動向を見たいところだが、それまでもつかどうか。年に1回のペースで故障するってのはねえ。しかもいずれも電気系統のトラブルだし。もっと頑張れNEC。(01/6/2)

▲2001年初ツバメ＆スイカ。台風1号発生予定らしい。アゲハもツバメも去年より1ヶ月遅いが、それは外に出る機会が少ないからか？(01/5/13)

▲2001年初アゲハ。(01/5/5)

▲今回の木村伊兵衛賞は、長島有里枝、HIROMIX、蜷川実花のトリプル受賞で話題になってる。3人同時受賞というのもそうだけど、90年代後半に一世を風靡した｢女の子写真｣の開拓者達が受賞したことも驚きだった。正直僕は、彼女たちが受賞するとは思ってなかった。ブームが終わり、今さらという感じもなきにしもあらず。土門拳賞とは違い、この賞は｢新人｣というのが唯一の選考基準なので、誰がとってももちろんおかしくないのだが、｢木村伊兵衛｣の名前を冠とする賞で、いわゆる｢写真技術｣を無視する、あるいは客観性の要素に欠ける写真家が受賞するのは違和感がある。ただ、今の時代を代表する若手写真家であり、今までにない新しい写真表現を彼女たちが提示していることは間違いない。また、同世代の写真家で同等の勢いを持っている人もあまりみられない。佐内正史は、タイミングを逃したかなあ。｢女の子写真｣が一部で反感を受けているのは、誤解を恐れずに言えば、男には撮れない写真だからだと思う。性差をことさら強調するのはあんまよくないかもしれないが、一般的に男が写真を撮るときは、形式や技術を重視し、客観性を重んじ、視線が外部に向けられていることが多い。しかし、彼女たちは、そういった従来の｢優れた写真｣の評価基準を相対化し、自分の感性に忠実に写真を楽しんでいる。だいたいにおいて、使用カメラがコンパクトカメラだと公言している男性写真家は、荒木経惟、森山大道ほか数名しかいないし、HIROMIXなんかペンタックス645をフルオートで使ったりしている。ぼくなんか素人でも、ちゃんとした写真を撮るには、一眼レフを使って、露出も自分で決定し、ピントも当然MFだという固定観念がある。まして中判カメラをフルオートで使うとは…。しかし、自分の感性に忠実に速写性を重んじるなら、フルオートが正解かもしれない。カメラ性能が十分過ぎる時代に、露出だピントだとごちゃごちゃ考えずに、シャッターを押す瞬間だけに神経を集中するということなのかも。男に撮れないということでは、彼女たちに共通するモチーフである、自分や自分の身の回りへの執着という点でもそう。長島有里枝以降、半径3メートル以内にこだわる｢私写真｣が猛威を振るった。｢私写真｣の提唱者である荒木経惟がこれほどもてはやされる背景もこのへんにある。荒木経惟の｢私写真｣が優れているのは、｢私｣を徹底的に突き詰めた表現が公性を持つ、つまり多くの人の｢私｣と共鳴するから。無数にいる｢アラーキーズ・チルドレン｣がprivateとpersonalの違いを理解せず、｢にゃんにゃん写真｣（藤原新也の言）を量産して、ヘドが出そうになったが、執拗なまでにあるいは病的なまでに｢私｣を撮りつづけた長島有里枝の写真は、かろうじて｢私写真｣として成立していると思う（基本的にはあまり好きな写真ではないが）。写真の世界には、機械としてのカメラの特性から来る、客観性と外部への視線という、スティーグリッツ以降のストレート・フォト、マグナムといった文脈の中で培われた不文律があった。しかし、歴史の流れの中で、カメラの特性を活かすという手段が自己目的化してしまったことも事実。そうした従来の方法論・価値観をいったんご破算にして、写真を撮る快楽を彼女たちは惜しげもなく提示し、追求する。そこには、カメラは所詮道具に過ぎないという、潔い割り切りがある。20世紀の写真表現は、ピクトリアリズムヘの反発から、スティーグリッツらを基礎として展開して行ったといえるが、21世紀のそれは、ストレート・フォトを無意識的に拒絶した彼女たちによって、｢私｣の地平から再び積み上げられていくのかもしれない。
ってな文章は、『アサカメ』を1年ぐらい読んでいれば、誰にでも書ける。こういう従来型の模範解答的な論評は、彼女たちに唾棄されてしまうんだろうなあ。あー、しがらみから解放されたい。(01/4/23)

▲今日までの木曜3回、写真美術館のワークショップに参加した。それはいいとして、そのついでに写真美術館で上映中の『式日』(庵野秀明監督)を観た。あんまり期待してなかったけど、予想を上回って良かった。エヴァンゲリオンは嫌いではなかった、むしろ流行ってたときは興奮してみたもので、今でもビデオは残ってる。でも、その後のモードの変化で、ああいう内へ内へこもる感覚はちょっと違うなあと思うようになったので、今作は期待せず、あくまでも｢ついで｣だった。あいかわらず暗く、内面的なものだけど、何となく外に広がっていく、｢その後｣を感じさせるものだった。映像もきれいだったし。予定調和的なラストもあまり気にならなかった。破壊がテーマでなければ、ラストはああいう風にしかならないだろう。むしろ、その過程が要で、評価の分かれ目になる。工業地帯という場が、ぼくの琴線に触れたのかもしれない。シネマスコープの映像に8ミリ画像を挿入する方法も、見る･見られる/撮る･撮られるという複雑な関係性を表現する手段として効果的だったと思う。役者としての岩井俊二もなかなか良かったし、エンディングのCoccoの曲も泣かせる。128分の上映時間が長く感じなかった。写真美術館だけの上映はもったいない気がする。また、これからも写真美術館での映画上映にも期待したい。(01/2/22)

▲ようやくHPを更新する気分になった。ふつう21世紀になったから、全面リニューアルとまではいかなくても、新たにHPを更新しようと意気込むんだろうが、まったく逆になってしまった。ところで、今観たい映画がたくさんある。思いつくままに、｢PARTY 7｣｢EUREKA｣｢張り込み｣｢BROTHER｣｢式日｣｢アヴァロン｣｢バトル・ロワイアル｣｢回路｣｢溺れる魚｣。相米慎二の｢風花｣は先日観賞済み。同時期にこれだけ観たい映画があるのは初めてかも。しかも、すべて日本映画。さらに驚くべきことに、そのうち半分がメジャー配給だということ。今までにメジャーの日本映画を観たいと思ったことはほとんどなかったが、21世紀になって状況が大きく変わりつつあるということを実感する。しかし、自主製作･ミニシアターからメジャーに｢抜擢｣された監督は、過去の例をみるとメジャーにスポイルされることが多い。崔洋一、周防正行、林海象、井坂聡、原田眞人、そしてあの岩井俊二までもが…。映画界の内部事情までは知らないが、とくにキャスティングの面でかなり制約がある気がする。もちろん、井筒和幸や三池崇史のように、メジャーをうまく使っている監督もいる。そんな中で、今回初のメジャー配給となった、北野武の｢BROTHER｣がどこまで健闘するかに注目したい。(01/2/7)

▲去年のミレニアム騒ぎは、いかにもメディアが作りましたという感じで、全くリアリティが欠如してたけど、｢21世紀｣って子どもの頃から日常的に触れてきた言葉･概念だから、それが今現実のものになるというのは非常に感慨深い。(01/1/3)

▲｢ちびまるこちゃん｣を見ていてなるほどと思ったが、除夜の鐘があらわしている108つの煩悩ってなんだろう。煩悩ってそんなあるかなあ（と、指折り数えてみる)。それにしても、20世紀末の大晦日だというのに、｢ちびまるこちゃん｣と｢サザエさん｣はちゃんとやっててマイペース。大いなるマンネリ、継続の力はこんな日でも健全。(00/12/31)

▲これからまたどんどん日が長くなり、夏が近づいてくるんだなあ。冬至を過ぎるといつもそう思う。(00/12/23)

▲クリスマスといえば、ワム！の｢ラスト･クリスマス｣。ということで、季節感溢れる(？)今月の素朴な疑問。ジョージ･マイケルの｢マイケル｣って名字なの？(00/12/15)

▲まわりでは全くもって話題になっていないが、明日開通する大江戸線って実はすごい便利(個人的に)。大学から、新宿や月島、六本木などに一本で行けるというのは｢使える｣。月島と六本木という、ある意味東京の対極と言える2つの町が15分くらいでつながるというのは、急にはピンと来ない違和感がある。川本三郎が｢地下鉄が変えた東京の『点』と『点』｣ということを言っているが、まさにその通り。意外な｢点｣と｢点｣が結びつくことで、それまでは考えもしなかったような人の流れが生まれる。麻布十番の再発見が良い例。多くの人は、地下鉄の路線図で東京の位置関係を把握していると思うが、それ故地下鉄が一本通るたびに、新たに｢自分内東京地図｣を書き換えなければならない。だから、地下鉄を主軸にした人文地理学って成立すると思うんだけど。あっ、考えてみれば当たり前なんだけど、大江戸線って都営なんだね。てっきり営団だと勘違いしてた。(00/12/11)

▲次世紀デジタル環境に関する夢想(Win編)
年末商戦に向けて、各社新製品が出揃ったみたいで、20世紀末になって、来世紀へのデジタル環境の見取り図が具体的に見えてきた。家電とPCの距離がどんどん近づいているのが手に取るようにわかる。個人的に問題となるのは、PC･音楽･映像（あと写真)の各機器をモバイル環境も含めてどう効果的に接続、統合するか、ということ。これらをトータルで考えると、やっぱ全て(！)自社で開発しているソニーがダントツ。中でも目を引くのが、so502iWM！！こりゃすごい。ふだん携帯を持ち歩いていても、ほとんど使うことがないぼくとしては、携帯とウォークマンが一体となっているというのは非常に魅力的。内臓メモリーではなくメディアを使っているので汎用性もある(音楽だけでなく画像やテキストなども保存できる)。あくまでもメモリースティックにこだわるところが｢ソニー的｣だが、メモリースティックのリーダー･ライターが希望小売価格9800円なので、｢おっ、これは買いだ！｣と一時的に興奮したが、値段を知って愕然。88,700円ってマジっすか？そろそろ携帯を買い換えようかなあと思っていたので、5万円を切っていたら、なけなしのお金をはたいて即時購入といきたかったけど…。まあ、来年からW−CDMAが導入されるし、将来的には内蔵メモリが128MBぐらいあってUSBなどで直に接続できる携帯が出てくるにちがいない。相場を含めてしばらく様子をうかがった方がいいかも。いつもカメラを持ち歩いている身としては、Finepix40i(デジカメ＆mp3)という手もあるがこちらも高い(携帯＆デジカメは｢？｣という感じ)。在宅でのPC･音楽に関しては、VAIO‐MXがそうとう使いやすそうで最も統合度が高いが、いかんせん音響部分が非力過ぎる。その点Kenwoodと組んだSotecのAFiNA‐AVが優れているが、現在出力90Wのコンポを使っているので40Wはまだまだ不満。音を重視するなら、高出力かつPC接続可能(＆MDLP対応)なソニーのPepz CMT‐PX7がいいのだけど、泣けることに接続ソフトがDOS／VのみでMacどころかNECにも対応していないのでぼくのPCでは使えない。また、オーディオ機器で注目されるのが、シャープ Auviのデジタルアンプコンポ(デジタルのままで音を増幅するため音質劣化が少ない)。しかしPC対応をしていないのが謎。この技術を採用したPC接続可能なコンポ(できれば音響専門メーカーの)が出ることを強く望む。PC･映像に関しては、BSデジタルも始まったし(個人的にはとくに魅力を感じないが)、地上波も何年か後にはデジタル化することを考えれば、ビデオテープからDVDへの移行は必至だろう。そのさい問題となるのが、どこで(何で)録画･再生するか、ということ。ビデオデッキのように単体でDVDレコーダーを買うか、PC上で行うか。また、PCのディスプレイとテレビは統合した方がいいのか否か。今シーズンの各社PCのラインナップを見ると、後者の流れになるかもしれない。お金に糸目をつけなければ、DVD‐RAMとCD‐RWを搭載しHDが100GB(当然液晶で、テレビチューナーも内蔵)の日立Prius Deck750Sがすごい。テレビ側からのPCへのアプローチとしては、ソニーのairboardも面白いが、PC接続ができない(あと画面が小さい)ので今後に期待。持ち運べる液晶ディスプレイをPCで採用したものとしては、エイサーのVeritonFP2がある。airboardとVeritonFP2を比較すると、もはや家電/PCの境界はあってなきに等しい。しかし、PCを音響･映像機器として使う上での最大の問題点はOS。ようするに立ち上がりに時間がかかりすぎる。コンポ･テレビ部分を単体で使えても、それじゃあ一つにまとめる意味が少ない。電源入れたらすぐ使えないとね。Pentium�Wでどれだけそこが解決されるかは分からない。OSを根本的に変えないと(あるいは代えないと)解決しないのかもしれない。
　とまあ長々と夢想してきたわけだけど、ふと夢から覚めて財布の中身を確認すると、我ながら悲しくなる。自分の経済力を直視したとき、現実的な環境整備は、メモリの増設とCD‐RWの購入で精一杯ということになる。ああ無常。(00/12/10)

▲パソコンって、ふつうの耐久消費財の何倍もの値段がするのに、ちっとも｢耐久｣しない。それがふつうになっちゃってるという感覚も、冷静に考えるとおかしな話。もうちょっと何とかならんか？と思いつつも、やっぱ欲しくなっちゃうんだよなあ。(00/12/8)

▲先日、例のごとく本屋でレジを打っていたら、ハタチそこそこの男子が、葬儀でのあいさつの仕方について書かれた本を買っていった。なんだかね、少し切なくなってしまった。(00/12/1)

▲今日は厄日だ。わざわざ表参道まで佐内正史の写真展＠ナディッフを観に行ったのに、NHKの取材クルーが撮影していてほとんど観られなかったし、定期は落とすし（＆その他もろもろ）。ホンマタカシの写真展にも行ったのだが、気持的な面で受け入れ体制が整っていないと、内側に何も入ってこないし、感じることができない。こんな日はおとなしく家に帰るのがいちばんだと悟った。(00/11/29)

▲54−71！ライブ最高！！CDでも充分カッコイイけど、ライブは緊張感も音圧も高く、よりその音楽性を堪能できる。ボーカルの太極拳風（？）の蠢きも、宗教性すら醸し出している。ビールを飲んで軽く酩酊しながら聴くと、もうたまらん。複数のバンドが出るイベントものでは、アルコールを入れるタイミングが重要。好きなバンドのときに酔いのピークが来るよう、出演順を確認しタイミングを計らなければならない。でも、他のバンドも良かった。思ったより楽しい演奏だったBOaT、ピンチヒッターということで偶然観ることができたアポロチーム。アポロチームは8ヶ月ぶりだったけど、その間に大舞台（フジロックだかサマソだか）を経験したためか、もはや風格すら感じた。それにしてもこれだけのメンツで980円って、ちゃんとペイしてるのか。(00/11/24)

▲Composerは使いやすいと思ったら、決定的な致命傷が発覚（超重要）。FrontPageあるいはテキストエディタで作ったファイルをComposerで編集しなおすと、一部の記号が別の表示形式に変換されてしまう。たとえば、｢'｣が｢＆apos;｣のように表示されてしまう。それをそのまま保存すると、｢'｣を用いたJavaScriptのプログラム自体も書きかえられてしまい、JavaScriptが機能しなくなってしまうのである（しかも機能しないのはIEだけで、ネスケではちゃっかりと機能する）。つまり、Composerで編集したファイルは、ネスケではうまく機能するがIEではかならずしもそうはならないということ。これが意図的なものならば、かなりたちが悪い。これが意図せざることならば、かなりお粗末なこと。だめじゃん。(00/11/23)

▲やはり、というか、何度もダウンロードに失敗して、ようやくNetscape6のニューバージョンを入手。PreviewRelease1→2のときと比べ、今回の2→3は見た目的にも機能的にもずいぶん良くなった感じ。デザインもスタイリッシュになったし、今流行りのスキンの交換もできるし。機能面で大差がないとき、ビジュアル面の良さは、ユーザーにとってインセンティブが高い。コンビニで買い物するときは、カワイイ店員がいる店に行くのと同じ（？）論理。それに、FrontPageExpressに比べて、圧倒的にComposerの方が使いやすい。今まで、IEをメインで使ってきたが、ネスケに乗り換えようかちょっと揺れてる。ただ、Composerは使いやすいけど、ブラウザそのものに不満がある。（1）リンクを示すポインターの｢手｣の形が嫌い（2）アクティブ･リンクの色指定が効かない（3）縦横の幅をパーセンテージで指定できない（場合がある、よく分からん）（4）ジャンプするときクリック音がしない、以上4点。（1）と（4）は慣れの問題かもしれないが、（2）と（3）はウェブ･デザイン上致命的とも言える。とくにこのサイトは、両方とも結構使っているので、IEとネスケで見た目や使い勝手がかなり違ってしまう。本当はどちらのブラウザでも同じように表示されるべく、工夫すべきなんだろうけど。結論としては、結局メインはIEということになる。(00/11/22)

▲友達曰く、｢birdって髪切ったら、オセロの黒い方だよね｣。町の看板広告を見上げて、納得。(00/11/21)

▲ここのところモノの値段がおかしい。いつも利用しているCDレンタル･販売店、RHYTHM BOXでは、キリンジの『2in1』が500円、1月に出たスネイル･ランプのアルバム(初回限定版)が1000円、パードン木村、神田朋樹のアルバムが300円！しかも、いずれも未開封新品でサンプル版ではない。嬉しい限りで、全く文句はないのだが、神田朋樹のやつは去年定価で買ったので、複雑な心境。商品の出所もなんかヤバイんじゃないかと心配になる。洋服にしても、量販店の｢総ユニクロ化｣が進行していて、すごいデフレ状況。今日買った長袖ボーダーTは980円(ユニクロではない)。シャツやニットも2900円だと｢ちょっと高いな｣と思ってしまう。いずれも流通機構の寸隙を縫って、そういう値段がついているのだろうが、どこで誰がどのくらい利益を得ているのかかなり謎。素人目には人件費すら賄えないんじゃないかと思えるのだが。それで利益が出ているのなら、逆にいえば、今までいかに中間マージンが大きかったかを思い知らされる。さらに言えば、これまで｢横流し｣で稼いでいた人(商社、問屋のたぐい)が職にあぶれているということ。あるいはどこかの段階で大損をしている人がいるのかもしれない。いずれにせよ、今流通機構や産業構造が大きく変動していることは間違いない。(00/11/11)

▲ シュガープラントのライブ＠NHKに行ってきた。ライブビートの収録だったのだけど、ファクトリーに比べて客の数は控えめ。演奏が始まったとき、きっかけがつかめなかったのか、お客はみな立ち上がらず、じゅうたんの上に座ったまま聴いた。その前日は、くるりのライブで人波にもまれ、汗にまみれたのだが、こういうのもまたアリだなと思った。演奏する方はやりづらそうだったけど、じゅうたんに座りながら、ゆったりと心地よい生演奏に身を委ねるのは、すごい気持良かった。こう感じられるところが、シュガープラントの音楽の魅力なのだろう。それにしても、NHKのセキュリティー、あれじゃあちょっと甘いんじゃないかなあ。(00/11/10)

▲今月の素朴な疑問。たぶん誰でも思ってると思うけど、イトーヨーカ堂の銀行のIYバンク銀行は、どうして｢バンク銀行｣なのだろう。(00/11/6)

▲本屋でレジを打っているといろんな客がくるが、その中でちょっと無視することのできない異臭を放つおばさんがよくくる。それだけでも忘れがたい存在なのだが、その姿からは想像できないような、インテリ好みの本をよく買っていく。普段どこでどのような生活を送っているのかも皆目見当がつかないが、その人にとって本を読むということは人生の中でどういう位置付けを持った行為なのだろうか。さらに驚いたことに、バイト仲間の話では、その人は以前徹底的な潔癖症で、いつも手袋をしていて、店員にも本を触らせなかったほどだという。拒食症の人が反動で過食症になるようなものなのだろうか。その大転換にはどんなきっかけがあったのだろうか。しかし、そのおばさんの一番の謎は、身なりが当然浮浪者風で、ひどく汚れた服を着ているのだが、なぜかいつも赤い口紅をつけていること。服も汚く、体臭も強いそのおばさんが、なぜ口紅だけはしっかりつけているのか。少なくとも男の僕にはその理由は全くわからない。(00/11/5)

▲なぜカメラのレンズにはああもカビが生えるのか。湿度の高いクローゼットに長期間放置したままというのならまだ話はわかるが、風通しの良いところに置こうが、防カビ剤を入れたカメラバッグに入れておこうが、ちょっと目を離したすきに、ヤツらは調子にのって増殖していやがる。一度ヤツらが登場しようものなら、あとは永遠なるイタチごっこである。レンズには何かヤツらが好む栄養分が付着しているとでも言うのだろうか。これはもうカメラを持つものにとっての普遍的な大問題。これだけ技術が発達しているんだから、カビの生えないレンズぐらいおちゃのこさいさいだと思うんだけど。(00/10/27)

▲本気で昆虫学者になろうと考え、手あかで黒くなるほど昆虫図鑑を眺めるような少年時代を送り、このページでも当時の知識を援用して虫ネタをちょくちょく書いてたけど、最近初めて知ったことがある。コオロギをはじめとする秋の虫って、当然秋本番によく鳴くものだと思っていたのだけど、彼らの勢いが良いのは、実は暑さの残る8月末から9月の半ばで、秋真っ盛りの10月になるとほとんど鳴き声が聞こえなくなってしまうということ。初秋に思いを果たした彼らは、次世代への夢を託してすでに死んでしまったのだろうか。(00/10/24)

▲7月に購入したリュックにオプションとして付けられるメッシュ状小袋を入手。さらに利便性が高まったわけだが、この際、リュックに無闇に付いている紐だの部品だの耳だのについて徹底的に研究してみる。この手のリュックには、一見するとどう考えても意味が無いだろうと思われる部品各種が付着しているのだが、試行錯誤を繰り返すうちに、実はそれ相応の機能を保有していることが発覚した。しかも、登山用のものなので、当然のことながら、それら全てが登山という物理条件の下でいかに肉体への負担を軽減するかを緻密に計算した上で設計されているのである。世の中のあらゆる物には意味があり、それらは全て何らかの専門的知識に裏づけされている、という自説を再確認した。しかし、それらの機能が存分に発揮されるような過酷な条件でこのリュックを使用するということは、残念ながら私の場合にはありえないので、あたかも花やスナップを撮影するアマチュアカメラマンがF5を所持するような、場違いで身に余るハイスペックなのかもしれない。しかし、そうした高機能なリュックをあえて着崩す(背負い崩す)のもまた粋かと自分勝手に解釈し、何事もなかったかのように、現在も通学用カバンとして使用し続けている。(00/10/21)

▲いつかはやるんじゃないかと思ってたけど、ついにやっちまいました。これまで、意図的に同じCDを買うということはあったけど、持っていないと思って買ってしまったのは初めて。買う時ずいぶん悩んだんだけど。これ持ってたかなあって。そのCDは、嶺川貴子の1st(たぶん)フルアルバム『roomic cube』。生協の中古CDセールで500円(！)だったし、時期的にタイムリーってのもあったもので。まあ、500円だったし、持ってたのは輸入盤で今回買ったのはジャケットが微妙に違う国内盤だから、ということで納得します。ちなみに、その中古CDセールでは、Japanese Hip Hopのコンピを100円で購入。メンツを見れば、BUDDHA BRAND、SHAKAZOMBIE、DEV LARGE、K-DUB SHINE、YOU THE ROCK、ECD、TWIGY、SUIKENといった、Hip Hopを全く知らない僕でも名前ぐらいは知っている、今となってはいわゆる｢トップランカー｣たちが勢揃いでかなりお買い得。ただ、CDは｢こする｣ことはできないはずだが擦り傷が多く、スクラッチが音飛びに聞こえてしまう、という笑えない冗談のような盤の状態は、100円じゃ仕方ないか。(00/10/19)

▲誰しも、｢小さな幸せ｣というようなものをそれぞれ持っていると思う。以前電車の中で女子高生が、本当に何にもすることがなく、じゃあ宿題でもするか、という時が一番幸せだといっていた。高校生が何にそんな忙しいのか少し疑問だったが、でもその気持ちはよくわかる。僕の場合、好きな音楽を大音量で聴きながら、タバコを吸いつつ単純作業をする、というのが｢小さな幸せ｣。心地よい環境で、後ろめたさもなく音楽を堪能できる時間が、何よりも充実感を感じる。(00/10/18)

▲下北サイコー。何度行ってもいいとこだ。古着屋は多いし、レコ屋もあるし(主にOnsaとユニオン)。オシャレなんだけど、ベースが下町の商店街という町の作りは居心地がいい。かと思うと、きらびやかな店が並ぶ道を一本入れば、静かな住宅地になっているのもまた趣がある。で、今回の目的はシネマ下北沢の『東京ゴミ女』(笑)とサイクルズのライブ。思ったこと全部書いてるとすごく長くなるので簡潔に。『東京ゴミ女』：エロ、変態。でもそれが、現実感のある切ない純愛ストーリーになっているから不思議。叙情あり。この｢ラブシネマ｣シリーズ、篠原哲雄･塩田明彦両監督作品にも期待したい。サイクルズ：やはり歌声と曲が良い。半年前に比べて演奏も弦がブチ切れるほどにバンドサウンドが前面に出てきている。アルバム買わなきゃ。月末のインストアライブ＠ランドマークも行かなきゃ。最後に付け足し。ラルフ･ローレンのBDシャツは古着に限る。(00/10/17)

▲みねこさん(嶺川貴子のことね)御懐妊＆御結婚、の話はどっかのHPで知ってたけど、まさかお相手が小山田氏とは…。氏もとうとう身を固めますか。たぶんやらないと思うけど、二人でアルバム作ってほしいですね。それにしても、みねこさんって顔は可愛くてもどこかクールなイメージを持っていたので、｢できちゃった｣というのはちょっと意外な気がします。まあ、週刊誌じゃないから、他人のプライバシーにどうこう口を挟むのは良くないと思いますが。お幸せに。(00/10/9)

▲何かに取り憑かれたのか、｢病気｣が再発したのか、5年ぶりに一日10枚以上CDを買ってしまった。中古でいいヤツがたくさんあった、割引きセールをやっていた、たまたま財布にお金があったなどの理由があったと思うが、計アルバム12枚(ついでに本6冊)。当初は『Cafe Apres-midi Olive』(と『東京人』)だけのつもりだったのだが。でも、1枚を除きあとは中古＆安売りで、1枚平均1000円で収まった。それにしてもこの出費はでかいなあ、アホだなあ、このお金であれも買えたこれも買えたなどと思いつつ、音響･ポストロック関係が中古でまとめて出ることってめったにないから仕方ない(と自分に言い聞かせる)。記念に（？）、買ったCDのタイトルを残しとこう。The American Analog Set『from our living room to yours』、Gastr Del Sol『Camoufleur』(以上ユニオン神保町店)、isotope217ﾟ『The unstable molecule』、brokeback『field recordings from the cook country water table』、oval『iso fabric』、Mouse on Mars『Iaora Tahiti』、V.A.『Cafe Apres-midiOlive』(以上ジャニス1)、The Coctails『The Cocotails』、The Brand New Heavies『brothersister』、Trains and Boats and Planes『minimal star』、The Trampolines『Splash!』、TheHigh『somewhere soon』(以上ジャニス2)。この際だから本も。『東京人』11月号、『現代思想』10月号、石川実他『生活文化を学ぶ人のために』、小田光雄『＜郊外＞の誕生と死』、若林幹夫他『｢郊外｣と現代社会』、加藤理『駄菓子屋･読み物と子どもの近代』。本やCDって、今すぐ必要なくても見つけたとき買っとかないと、欲しいときにはなかなか見つからない。中古はもちろん、新作もすぐ絶版･廃盤になっちゃうからねえ。他に欲しいものあるのになあ。こうやって出費が増えていく…。(00/10/5)

▲ジャパネット･たかたのCMに出ていたバツグンが、WindowsMEの｢ME」が何の略かを聞かれての答え。｢めちゃんこ･えなりかずき｣。ぷっ。(00/10/3)

▲えっ、10月10日って体育の日じゃないの？！(00/10/2)

▲煮詰まるというか、行き詰まるというか。全体的にキレがない。家と本屋の往復じゃあね。(00/10/1)

▲あれー、MusicRoots終わっちゃったよ。そんな〜(泣)。もうじき終わるという噂は知ってたけど、番組表に｢終｣って書いてなかったし、マニュエラでやった公開録画をまだ放送してないから、もうしばらく続くと思ってたのに。衛星ではこれからも続くのだろうか。それにしてもあの終わり方。サニーデイのインタビュー画面に、あっさりと終わりを告げるテロップが…。みずもっチャン、素っ気ないじゃない。なんだかフリッパーズの解散を思い出しちゃったよ。(00/9/26)

▲う〜ん、ワンダフル。高橋尚子、強い！猛暑の中を激走し選手生命が絶たれるのではとまで解説者に言わしめたアジア大会のときも、後半の急激なギアチェンジで独走を果たした名古屋(だっけ？)国際のときも強いと思ったけど、今日のレースは実力的に他の選手を圧倒していた。終始レースを自分で組み立ててたし。まさに世界一の実力を見せつけた。上位グループの人数を絞るための一度目のスパートも、顔に似合わず酷なほどの強さを見せたけど、やはり、サングラスを投げ捨ててからのスパートは圧巻だった。見てる方は並走が続きハラハラしてたのに、本人はシモンとの並走を楽しんでたって言うんだから頭が下がります。正直、レース前はシモンには勝てないかなあなんて思ってたけど、失礼しました。明日の朝からもう走るんだって。本当に走るのが好きなんだね。幸せは、努力して自分の手でつかむものなんだなあってことを学びました。えっ？巨人優勝？何それ。(00/9/24)

▲さあ、明日から丸一日はテレビに釘付けだ。午前中から、野球の日韓戦があり、メダル濃厚な競泳女子メドレーリレー、そして何といってもサッカー！それから翌朝には女子マラソン！！日本の祝日に合わせたかのように、この連休にオリンピックの最大の山場が来る。ちょうどバイトが休みで良かった。明日はみんな一日中テレビ見てるだろうから、仕事も楽だろうけど。後顧の憂いはとりあえず脇において、今世紀最後のオリンピックを楽しみたい。(00/9/22)

▲今月の素朴な疑問。オリンピック競技に、テコンドーやビーチバレー、トランポリンまであるのに、どうしてゴルフやラグビー、クリケットがないんだろう。よく考えると、それらの競技はいずれもイギリスが本場。なんか関係あんのかな。(00/9/21)

▲いや、サッカー日本代表、よくやった。強くなったねえ。試合としては、後半はとくに負け試合だったといってもいいくらい。試合内容は良くなくても、終わってみれば勝っていたというのが一流チームだと思うけど、今日の試合はそんな感じだった。それにしても、柳沢って必要なの？日本代表に柳沢は必要ない。ツー･トップにするならのように、ポストプレーもできて、なおかつ点も取れないと。打ってくるかもしれないとDFが警戒して寄ってくるから、2列目に出すポストプレーが生きてくる。それに、まわりが柳沢に活躍させようとするから、チームのバランスが崩れるような気がする。今日なんかも、柳沢が抜けたことで、高原が自由に動けるようになったんじゃないか。それに、無理にツー･トップにするから、中村がサイドに回り引き気味になっちゃうんだし。まあ、今日は勝ったからいいんだけどね。次の試合の先発がどうなるか、注目したい。(00/9/14)

▲最近のクルマは、みんな丸っこくなって太くなった、というかふくよかになった。SAABやフィアット、VOLVOまで(!)、みんながみんなそうなっちゃって、カローラまでもあんな風に変わっちゃった。トヨタは一人勝ちなんだから、どっかり横綱相撲でもいいと思うんだけど。まあ、日本の保守本流は時流に乗っかって変幻自在ってのが伝統だからね。でもやっぱりクルマは、直線的でシャープな、とんがってる(文字通り)ほうがカッコイイと思う。(00/9/13)

▲うおぉー、マジすごいよぉ。今の若いヤツはすごいねえ。いや、若くなくてもすごいけど。やっぱ絵が書ける人はいいなあ。でも、いちばん重要なのはアイディア、発想だね。そして、そのアイディアを支える知識と技術。いやもうさあ、なんだか羨ましいし、悔しいし、ホント自分は何やってんだかって、情けなくなるよ。進む道まちがえたかなあ、でも才能ねえしなあ。必要なのは才能と、行動力と、環境と、それからいくつかの偶然なのだろう。いったい何にそんな興奮しているのかは、ご想像にお任せします。(00/9/9)

▲人は年をとると、昔の話を繰り返しするようになるとよく言われる。いつ頃の話をするのかは人によって違うのだろうが、きっと生き生きしていた若い頃のことだろう。自分が年をとったら、いつの話を人に聞かせるのだろう。そんな時期はもう過ぎてしまったのかもしれない。もしかしたら、今がその時期に当たるのかもしれない。そう思うと、もっと毎日を頑張って生きないと、と気が引き締まる思いがする。(00/9/3)